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身近な不安 [フランス・シニア留学]

 
フランスの水道水は、飲めます。
レストランで carafe d'eau と注文すると、水道水 (もちろん
無料) が提供されます。 でも、沸かさない水道水を 日常的
に飲まない方がいいと、フランス人も言います。

石灰を多く含んでいるからです。
鍋で水を沸かした時に付着する ガリガリ したものを見ると、
これが体内に溜まったら... と、怖くなります。

また、緑茶も美味しく入れられません。
これは、水道水ではなく、ミネラル・ウォーターを 使用して
もダメです。 その理由も、成分の問題です。
一般的に、カルシウム・マグネシウムの成分濃度によって、
硬水・軟水 に分けられますが、東京の水道水が軟水 (硬度
40~90) なのに対し、フランスは硬水です。
有名な ミネラル・ウォーター Evian (エヴィアン) の硬度は
291、Vittel (ヴィッテル) の硬度は 307 もあります。 
ということで、市販の水 (ボトル) では、Volvic (ヴォルヴ
ィク, 硬度60の軟水) を使用すると、美味しい緑茶が飲め
るようですよ。

水道水の石灰は、毎日の洗顔・シャワー・入浴でも、
肌や髪に付着して、ゴワゴワ・バリバリ 症状を起こします。
洗顔の最後は、石灰を含まない水ですすいで下さい。また、
化粧落としは、拭き取りの物を使うこと。
空気乾燥もありますし、Avène のスプレー を1本買っておく
といいです。使用するとしないでは、肌にも髪にも、明らか
な違いがある気がします。

長期滞在の場合は、ボトルで水を買い続けるのは、費用だけ
ではなく、運搬が大変です。 私は BRITA のポットを買い
ました。 価格は 1.4 リットル のサイズ (フィルター 1個付)
で、€ 24くらい。

節約のため、市販のコーヒー・フィルターで濾過している学生
もいます。 効果のほどは不明です。

あと、水&空気のせいで、眼球も乾燥します。 こちらの薬局
でも処方箋なしに購入できますが、ドライアイ用の目薬を用意
していた方がいいです。 私は、日本に居る時より、目の疲れ
・霞を強く感じます。 

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