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よくある質問 (1 of 4) フランス語 [フランス・シニア留学]

 
日本の友人から受けてきた質問について、まとめたい
と思います。
まずは、フランス語という語学に関するものから…

① 日本で学んだフランス語は、フランス人に通用したか?
● 殆ど全くと言っていいほど、通用しませんでした!
私のフランス語学歴は Sasanono Zoo - Tori, Dori に記録してまいりましたが、独学では発音習得は困難だと思います。 自分で正しく発音しているつもりが、全く通じなかったのは ショックでした。 何度繰り返しても、言い換えても、主要単語の発音が違うと通じない。 
お蔭様で?、同じ単語やフレーズを、不安に駆られて、訊き返されもしないのに繰り返してしまうという妙な癖がついてしまい、これを直すのに苦労しています。
●  ちなみに、日本に居る時に私がフランス語を話したのは、たったの1回、仏検の面接5分でした。 フランスに来て、ストレスと戦いながらクラスメイトと話しをしているうちに、少しずつ、学校外でも通じるようになりましたから、独学というか、話す機会があるかないかの問題だと思います。

② クラスメートの若者と、習得スピードは違うか?
●  これも、出発前から興味津々だったことです。
瞬発的な記憶力・暗記力は、明らかに 若者の脳機能に太刀打ちできませんが…、ご安心ください!! 理解力に関しては 時事知識を持つ大人の方が強い。 教材に使用される新聞・雑誌のコピーの記事に事前知識があるので、言語・国が違っても理解が早いわけですね。
● ただ、私の場合、やはり語学歴に問題ありで、文法・語彙・表現の知識が圧倒的に低いと感じます。 留学手続以外で作文?の経験もなく、作文には苦しみました。 同クラスの日本人は、大学・専門学校で フランス語専攻語、最低3年以上の語学歴があり、文法的な問題に圧倒的な強さです。 
● 若い人達は、喋ることにも躊躇がない。 仲間で遊びに行って、どんどんフランス人の若者と友達になっていき、語彙を広げています。 だから、会話面の上達が早いですね。
● 西洋人は、聴き取り・会話に圧倒的な強さです。 全く話せない私にも、どんどん話しかけてくれて助かりました。 こちらが話せなくて遠慮すると、「気にせず、どんどん話すように」 と励ましてくれました。 不思議なのは、フランス人の教授すら理解できない私の悪発音でも、アメリカ人・ロシア人だけは、初期から、いつも解るんです。 日本人特有のなまりに慣れているということでしょうか?

③ 勉強は大変か?
● 最初の 2ヶ月は、本当に辛かった。 誰の言うことも、私の言うことも、通じず、日本の家族と Skype しながら「戻りたい」と泣きたい気持ちになりました。 だんだん、楽になってきたのは、語学上達よりも根性が座る方が早かったから! だと思います。
● 宿題が多いと感じるのですが、それは私が旅行で授業をサボるからかも。 いつも、期日直前に必死にやっています。 半年経っても、相変わらず、作文の課題は時間が掛かって大変です。
● 授業速度は、あまり速くないです。 東洋人生徒が多いせいかも。
● 授業中、不明な点は教授に質問したり、しなかったり。 しなかった場合は、クラスメイトに訊くか、馴染みのカフェで質問したりしています。 馴染みのカフェは、客入りの多くない (失礼!) ところがいいですね。 

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