シニア留学の目的 [フランス・シニア留学]
若者の場合、進学・就職・転職などの目的が挙げられます
が、シニアの場合は、どれも当てはまりません。
目的として語学力向上と言って、それで何するの？
と返されると、ちょっと困ります。
趣味と応えるものの、自分でも ？？？
目的らしいものとすれば、好奇心・向上心の維持で
老化防止 とか、若い時代に出来なかった事への挑戦で
悔いなく … などなど、 今後の目的のためと言うよりは、
それ自体を目的に、活力の源としている感じです。
そう思うと、留学までの経路が、ちょっと変わってきます。
若者の場合、留学自体の手続は簡単であることが好ましい。
留学による成果に拘りたい。
シニアの場合、手続も拘りのひとつに加えたい。
「旅の準備も、旅の楽しみ」 として、ここから始めないと、
帰国後の成果が期待できる若者より Enjoy 期間が圧倒的に
短くなっちゃいます。
シニア世代は、時間には余裕がありますので、
留学をリピートすることで Enjoy を延長することも可能です。
留学先を変更して各地を体験したり、
語学以外に現地ならではの文化コースを選択したり
と、趣味の開拓も出来ますね。
地元料理コースは、男女を問わず、人気があるようです。
アートのコースも人気があるようで、女性はデザイン、
男性は絵画を希望するケースが多いと聞きました。
好奇心は体験を求め、体験は好奇心を生みますから、
知識だけではなく、帰国後も行動の広がりが期待できます。
こういう点では、社会復帰要求がある若者より、
ずっと 気楽で自由。
組織行動は十分やったので、今度は自由行動を楽しみたい
ところです。
目的 と言うと、どうしても「社会的な成果」みたいな事を
考えてしまいがちですが、人生最大の目的は「幸福に生きる
こと」で、幸福感は「自己満足 と 円満な人間関係」に支え
られているわけですから、組織を離れた今、残りの人生の
比重は、自己満足の追求 で バランスがとれている ように
思ったりしています。
