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留学する国を決める (2 of 3) [フランス・シニア留学]

 
2009年6月 1週間の イタリア旅行 (夫婦)
2009年9月から 12週間の スペイン語学研修
         ...つまり、パスポートのみの手軽留学

… を予定して、2009年3月末で会社員引退した矢先の
4月、豚インフルエンザ騒ぎが勃発 !
家族の懸念で、イタリア旅行が中止になりました。
無理して行かなけらばならない用事も無いのに、周囲に不安
を撒き散らすことはない… ということ。 両親は老齢、甥姪
に子供・受験生がいます。おまけに、親しくさせて頂いてい
る御近所の旦那様は糖尿病なので、今回騒ぎに対して気を遣
っています。

海外では、日本人のインフルエンザ対策を大袈裟だと馬鹿に
する風潮もあるようですが、私には賢明で優しい行為に思え
ます。
6月11日にWHOが最高警戒宣言の6を発令するほどの
広がりを見せている上、「大袈裟」だという発言の論拠に
「感染しても治療できる」ということがありますが、その
治療薬 (タミフル) は副作用のある強い薬で、持病のある人、
妊婦、幼児・老人などの抵抗力の弱い人には向かないとの
報告があります。
「自分は治療できるから」という理由で、ウィルスを持ち
運ぶ危険を無視するのは、身勝手な論法に見えます。
勿論、神経質になり過ぎて、諸事を犠牲にし過ぎるのも愚策
だと、思いますけれど。
個々の事情を鑑みて、出来る心遣いをしようという日本人
の態度 … 自慢できますよね。

さて、ここで9月のスペイン行きにも、影が差しました。
12月初旬に帰国の計画だったのですが、インフルエンザ
の流行時期は冬季。で、受験生の母親が不安を表明 …
豚インフルエンザの流行が、いつまで続くのかは不明です
が、やっぱり、大学受験の方が重要ですから、念のため ... 

ところで、会社引退までした私には、シニアならではの
別の懸念があります。それは、両親。夫婦ともに両親は
健在ですが、老齢です。特に私の母には不安があります。
長年の会社勤めを終え、その後に両親介護が続く人生を
想像するのは極力避けつつも、嫌でも起こる時には起こる
わけで、その前に自分の望む事もさせて頂きたい …
そんな気持ちです。年齢を考えると、そんなに長い猶予は
ないような焦りがあります。

若い時は、自ら溢れ出るエネルギーで落ち着かない。 
シニアは、可能性の期限を数えてセッカチになります。

新たに発生した状況、家族、自分 …
様々な都合を織り交ぜ、重ね合わせ、納得のいくプラン
を検討し始めました。
全くもって無に帰してしまう気がしませんでした。 

どうしても 本年中に外国体験したい!と、何故か凄く
拘っています。 立て続けのキャンセル旅行の後遺症
かも知れませんし、会社員引退に終わりより始まりの
意味を持たせたいのかも知れませんし、直感というか
執念というか … 女の一念?

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