シニア留学の不安 [フランス・シニア留学]
海外留学 … 言語能力的な不安、文化の違いによる不安
… これらは、年齢に拘らず存在しますが、期待の反面
でもありますよね。外国語能力のレベルアップ や 文化
的理解・適応など … どちらも期待せずに大金払う理由
なんて無い気がします。
シニア的な不安の代表格は、次の4つ (私も、①~③)
① 孤立感
* 若者主流の海外留学で、年齢の大幅に異なる同級生
と楽しく過ごせるか? 年齢層による興味の違いは
確かにあって、相互的に退屈することがありますよね。
同世代がいないと、それだけで話し相手がいないと
いう孤独感があるような気がします。… かと言って、
積極的に若者の輪に入って行こうという気持ちも
全く無い … お互いに疲れそう。
② 行動力
* 若者に比べ、周囲の受入れ感覚や対応も異なるであろう
と懸念 (つまり、援助の手が少ないのではないか?) も
あります。日本で経験豊かな社会人も、文化が変わる
と的確な判断には自信がありませんよね。そのための
情報を、適時得られるだけの語学力も環境も不足して
いるわけですから、何らかの助けを要します。
例えば、友人が傍にいるだけで、特に何かをしてくれ
なくても、安心感で行動できるということもあります
が、① の様な事情で、期待薄。そのせいで、
行動力が鈍って、十分に楽しめないのではないか?
③ 学習速度
* 自覚的に暗記力に自信がありません。学生時代は、
無味乾燥な記号すら、バンバン記憶していたはずなの
に … 能力低下を感じる事態です。
また、学習習慣が身に付いていないことも、問題あり
です。 学生時代から苦手分野ではありましたが、
多かれ少なかれ、強制的に身に付いていたでしょう。
これら2つの能力は、学習速度に関わってきます。
若者と同様の進捗度で学習効果を期待するのは、私的
に難しい気がします。
* でも、仕事等の合間学習に慣れてしまったシニアは、
実は腰を落ち着けて、じっくり取り組みたいと望んで
いるのではないでしょうか? 私は、そうです。
スピードより、じっくりで、行きたいものです。
④ 健康
* 持病がなくても、肉体的な適応・回復能力が低く
なっています。個人的には、あまり心配はしていま
せんが、頭痛薬等の薬の持参, 海外旅行保険の加入
は当然だと思っています。 後は、疲労を感じたら
無理しないとか
… と思いつつ、「まだまだ行けるだろう」と、つい
頑張っちゃったりするんですけどね。 限界を知って
おく事は安全性の上で必要なんでしょうけれど、
知りたくないから! 微妙…
不安の代表格ではありませんが… 私は…
⑤ 白髪染め
* フランスの白髪染め製品、日本人の髪質に合う?
黒は店頭にある? いっそ、ロマンス・グレー
ならぬ、エレガント・グレーを目指してみる?
「魔法使いのおばあさん」みたいになりそうな気も
しますが…!
留学の趣旨とは全く関係ない日常的で些細な事が、
いざ決行! となると気になりだすのですね。